金庫にデザイン性は必要でしょうか？

耐火金庫を検討する際、あなたはどのような点を注意するでしょうか？
一般的には、金庫のサイズや設置場所、ダイヤル式やテンキー式などのロックタイプの種類、価格、デザイン性などがあるかと思います。

なかでも、金庫のサイズと設置場所は、金庫の使い勝手に影響してくる重要なポイントの一つです。

従来、家庭用耐火金庫の設置場所は、押入れやクローゼット、収納棚の中などの人目に付きにくく目立たない場所に隠して設置する方が多かったと思いますが、最近では、耐火金庫としての性能や機能性はそのままに、インテリアとして調和するデザイン性の高い耐火金庫も増えてきました。

金庫のデザイン性は、金庫の本来の目的である防犯や防災対策といった実用面だけを重視するか、また設置場所やライフスタイルに合わせた使い勝手も重視するか、そのどちらかで必要性が変わると言えます。

ここでは、耐火金庫のデザイン性について説明します。金庫は一度購入すると、なかなか買い替えしないものです。あなたに見合う耐火金庫を検討するようにしましょう。

金庫には実用面やその効果を重視したい方は？

防災や防犯対策と言った、実用面を重視して金庫を購入する方にとっては、必ずしも金庫のデザイン性は必要ないかもしれません。その場合は、購入する金庫の性能や機能、サイズ、ロックタイプ、セキュリティ性を優先すべきでしょう。

これまで日本では、耐火金庫は無骨で事務機器と同じような実用的なデザインのものが多かったので、家庭における耐火金庫の設置場所は、防犯対策もふまえ、人目に付きにくい目立たない場所をイメージされる方が多かったと思います。

また価格面においても、実用的なデザインの金庫はデザイン性の高い耐火金庫と比べて安価な傾向にあるので、目立たない場所に設置するのであれば、金庫にデザイン性が無くても問題ないと言えるでしょう。

金庫にデザイン性があるとよい場合とは？

最近では、インテリアにも馴染むデザイン性の高い金庫が増えてきています。もちろんデザイン性の高い耐火金庫も、実用的な耐火金庫と同様に厳しい認証試験に合格した製品になりますので、性能や機能が劣ることはありません。またデザイン性の高い耐火金庫には、これらに加えて、リビングや寝室、書斎などに設置してもインテリアとしても違和感が無くなる点や、見える位置に金庫を設置することで、その金庫が使いやすくなる利点もあります。

もしあなたが耐火金庫を家庭内で使いやすい場所に設置して、有効に活用したいと考えるのであれば、魅せる金庫として、その空間に調和する、デザイン性の高い耐火金庫の検討をおすすめします。

例えば、当社のプレミアム金庫istella(アイステラ)シリーズは、テンキー操作部やレバーが無く、一見で金庫に見えない点が特長の金庫です。扉部分はフラットパネルのタッチパネル式テンキーとモータードライブ式のカンヌキを採用しており、デザイン的にも、ツインクルスターと石目柄をモチーフにしており、エレガントモダンな外観も特長的です。

こうした金庫に見えない金庫は、逆に不審者が金庫として認識しにくいという点で、防犯対策が高まるという考え方もできるでしょう。

また、せっかく購入する耐火金庫であれば、デザイン的に少しでも格好良いもの、こだわったものを購入したいという方も多いと思います。

これから金庫の購入を検討するのであれば、これまでの実用的なデザインの耐火金庫だけでなく、デザイン性の高い耐火金庫も検討してみてはいかがでしょうか。