手提げ金庫と据え置き型金庫、使い勝手の違いを紹介します!
金庫には様々なタイプがあることを、あなたはご存知でしょうか?
代表的なものとしては、家庭や会社でよく使われている耐火金庫、工具を使用した破壊行為に対応している防盗金庫、店舗等の現金管理に使用される投入式金庫、手提げ金庫やキャビネットタイプの金庫、ホテル客室用の金庫、保管庫(セキュリティセーフ)などがあります。
家庭用で金庫を検討する場合、一般的に耐火金庫をおすすめすることが多いですが、中には手提げ金庫で検討されたい方もいるでしょう。
ここでは、手提げ金庫と、耐火金庫を始めとする据え置き型の違いについて説明します。あなたの使い勝手に合った金庫を選ぶようにしましょう。
手提げ金庫の特長とは
手提げ金庫の特長の一つは、どこにでも持ち運びが可能なことです。キータイプもダイヤル式やシリンダー式、テンキー式がありますが、いずれも耐火金庫に比べてコストは安く、またわずかな時間で開錠できるのも特長です。
この手提げ金庫は、事務所や出店、会合などで一時的に発生する小口費用の管理や、店舗において、据え置き型金庫からレジへ現金移動する際に使用されることが多いです。
トレイにはコインカウンターがあり、また紙幣もローラー式の札おさえ機能がある手提げ金庫もあり、散らばらないで管理しやすい工夫があります。
注意点は、持ち出しされやすいこと、マイナスドライバー等の工具で、簡単にこじ開けられてしまうことがあります。また当然ながら耐火や耐水、防盗性能はありません。
貴重品や現金を簡易的に一時保管できる点で使いやすい手提げ金庫ですが、手元から離れてしまうと紛失の可能性が非常に高くなります。
また火災時に、あなたの手元に手提げ金庫があればすぐに持ち出しできますが、一般的に防犯防災対策としては、据え置き型金庫に比べて劣ることを認識しておきましょう。
据え置き型金庫の特長とは
家庭用として金庫を検討する場合に、据え置き型金庫であれば、まずは耐火金庫を検討しましょう。あなたの大切なものや思い出の品を、まとめて収納保管することができます。
家庭用金庫の耐火性能は、最低でも60分耐火のものを選んでおくと安心です。
ロックタイプはダイヤル式、シリンダー式、テンキー式などのキータイプに加えて、ダブルキータイプや指紋認証などの生体認証式もあり、手提げ金庫に比べて種類が多くあります。
耐火金庫の重さは、軽いものでも30㎏程度あり、手提げ金庫のように手軽に持ち出すことはできません。また当社の耐火金庫には、衝撃や傾け等に対して周囲に異変を知らせる警報アラーム機能があり、不正な持ち出し対策として有効です(一部製品を除く)。
工具などの破壊行為から金庫内の収納物を守りたいのであれば、防盗性能のある金庫をおすすめします。耐火金庫に比べて太いカンヌキや扉内部に耐ドリルプレートが備わっており、安心感があります。特に防犯対策には、防盗性能のある金庫が有効ですが、金庫の固定化やホームセキュリティ等と複合的な対策を取ることをおすすめします。
2023年1月より発売となったNEXTPLUSシリーズは、90分耐火性能に加えて防盗性能を備えた家具調プレミアム金庫になります。ご検討してみてはいかがでしょうか。
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NEXT PLUS 88ℓ (DPS9000) – ディプロマット・ジャパン・ストア (diplomat-jpn-store.com)
手提げ金庫と耐火金庫の中間的な位置づけの商品に、保管庫(セキュリティセーフ)があります。耐火や耐水、防盗性能はありませんが、鍵のついたスチールボックスに大切なものを保管することができます。この保管庫(セキュリティセーフ)を床や壁へ固定することで、不正な持ち出し対策が可能となります。保管庫(セキュリティセーフ)は、耐火金庫に比べて性能や機能は劣りますが、その分コストは安いので、手提げ金庫より安心感を得たい方にはおすすめです。
現在当社公式ストアであるディプロマットジャパンストアでは、現在mono5シリーズの数量限定セールを実施中です。合わせてご検討ください。
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据え置き型金庫は手提げ金庫のような持ち運びには不向きですが、防災・防犯対策として、あなたにとっての大切なものを、安心安全に収納保管することができます。どちらが使いやすいのか、あなたの使い勝手に合わせて、検討するようにしましょう。