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金庫の日常的なメンテナンス方法

購入した金庫のメンテナンスについて、あなたは考えたことがありますか?大切なものを収納保管する場所として、何気なく使用している金庫が、急に開かなくなってしまうと、大変不便に感じることでしょう。そうしたことが無いように、使用する頻度にもよりますが、普段からちょっとしたメンテナンスを心がけておくことをおすすめします。ここではダイヤル式やテンキー式といったロックタイプ別に、金庫のメンテナンス方法、故障や不具合の判別や、金庫の耐用年数についてご説明します。

 

ロックタイプ別、金庫のメンテナンス方法

 

ダイヤル式金庫の日常的なメンテナンス方法

ダイヤル式金庫は、定期的に、ダイヤルがスムーズに回るかを確認するようにしましょう。

ダイヤル式ロックは、ごく稀にダイヤル自体が回らずに、開錠できなくなる場合があります。その場合は、ダイヤルを左右に回して、まずはリセットさせてから、再度最初からやり直すようにしましょう。

ダイヤル式も、何かしらの理由で故障してしまう場合があります。長期間使用されなかった場合は、ダイヤルが回りにくくなってしまうこともあるので、定期的にダイヤルを回して、円滑に動作するかを確認することをおすすめします。

 

シリンダーキー式金庫の日常的なメンテナンス方法

シリンダーキー式金庫は、鍵穴に、異物がないかを定期的に確認するようにしましょう。また経年とともに、鍵自体が曲がったり摩耗することで、スムーズに鍵が回らなくなることもあります。定期的に、ホームセンター等で販売されている、鍵穴専用の洗浄スプレーを注すこともおすすめです。

 

テンキー式金庫の日常的なメンテナンス方法

テンキー式金庫は、電池で動作するものがほとんどです。電池が消耗すると、液晶表示や動作音はしても、カンヌキを動かす電池残量が無く、レバーを動かしても金庫が開かないことがあります。メーカーや機種、使用頻度にもよりますが、電池は、半年から1年での交換がおすすめです。また電池ボックスが金庫内にある製品の場合は、早めの交換をおすすめします。

当社ディプロマット製耐火金庫の場合は、電池残量が不足すると、液晶表示部分に「LobAtt(LowBattery)」表示や、機種によっては、電池残量不足マークが表示されます。この表示が出たときは、電池を交換するようにしましょう。

なお電池交換の際は、規定の本数すべてを、新しい電池で交換するようにしましょう。

また、電池で動作するテンキー式金庫を長期間使用しない時には、電池の液モレ防止のためにも、すべての電池を取り外しておくことをおすすめします。

 

修理対応が必要な場合とは?

ダイヤル式、シリンダーキー式、テンキー式のいずれも、定期的なメンテナンスを実施していていたとしても、ごく稀に故障することがあります。ここでは、どういう症状のときに、修理が必要かを説明します。

なお修理が必要な場合には、事前にメーカー保証期間内であるかを確認しましょう。また、ご自身で、お近くの鍵のレスキューサービスに連絡をする方もいるかもしれませんが、まずはメーカーや購入した販売店へ連絡、相談することをおすすめします。

 

ダイヤル式金庫の場合

ダイヤル式金庫の場合、ダイヤルがうまく回らないときは、内部部品が破損していることが考えられます。この場合には無理に回そうとせず、メーカーや購入した販売店へ相談するようにしましょう。

シリンダーキー式金庫の場合

シリンダーキーがどうしても回らないときや、鍵を回す途中で、鍵自体が折れてしまう場合があります。また鍵穴に異物があり、洗浄スプレー等を使用しても、ご自身で除去できないこともあります。そうした場合は、メーカーや購入した販売店へ依頼するようにしましょう。

テンキー式金庫の場合

テンキー式金庫の場合、新しい電池に交換しても反応が無く動作しないときは、テンキー部分の故障の可能性があります。こうした場合は、メーカーや購入した販売店へ依頼するようにしましょう。

ディプロマット製耐火金庫では、購入後に、故障や操作方法が分からないときのために、FAQをホームページ上で用意していますので、合わせてご確認ください。

ディプロマット製耐火金庫 故障かなと思ったら

購入後のよくあるご質問

 

耐火金庫の有効耐用年数は20年です!

金庫の業界団体である日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会(日セフ連)では、耐火金庫の有効耐用年数の基準を、製造後約20年としています。これは、耐火金庫の内部に使用している耐火材(耐火コンクリートや気泡コンクリートとも言います)に含まれる水分量が、時間の経過とともに減少し、その金庫が本来持っている耐火性能が低下するためです。

耐火金庫の有効耐用年数に関しては、下記ページもご覧ください。

金庫の有効耐用年数について

日常的に問題なく使用している耐火金庫も、いざ火災にあったときに、20年程度経過しているものであれば、金庫内のものを守れない可能性が高まります。

災害はいつ来るか分かりません。

来るべき災害に備えて、20年程度経過した耐火金庫をご使用されている方は、早めの買い替えを検討するようにしましょう。

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