使用シーン別、おすすめのロックタイプを紹介します！

金庫には、ダイヤル式、シリンダーキー式、マグロック式、テンキー式、生体認証式など様々なロックタイプがあり、その選び方は、金庫を検討する際の重要なポイントの一つです。

それぞれのロックタイプには、使用していく上で長所と短所があります。

例えばダイヤル式ロックは、細かい目盛りを左右に何回か廻して開錠する点でセキュリティ性が高い点は長所になりますが、一方で目盛り合わせに手間取り、開錠に時間がかかる点は短所になります。

ここでは、家庭用や業務用、一人で使用するか複数人で使用するかなど、いくつかの使用シーン想定した、おすすめのロックタイプを説明します。

あなたにとって、どのロックタイプが使いやすいか、十分に検討するようにしましょう。

複数人で使用する、業務用金庫におすすめのロックタイプ

業務用金庫を複数人で使用する際のおすすめのロックタイプは、テンキー式になります。

テンキー式は、暗証番号の入力で開錠ができるので、例えば経理の部署などで、複数人で使用する場合は、暗証番号を共有していれば開錠に時間がかからない点や、部署内で異動する人がいる際にも、暗証番号の変更が簡単に行える点で、利便性が高いと言えます。

当社の業務用金庫オフィスセーフシリーズは、テンキー式とシリンダーキー式のダブルロック方式になっています。

通常はテンキーの暗証番号で開錠しますが、シリンダーキーは責任者の方が管理し、例えば終業時に鍵を掛けて退出するなどの使い方をおすすめしています。

業務用金庫として個人で使用する場合

業務用で使用する金庫で、基本的に一人で使用する場合には、使い勝手を考えてロックタイプを選びましょう。

日常的に金庫を頻繁に開閉するのであれば、簡単に開錠することができるテンキー式がおすすめです。

シリンダーキー式も、鍵を差し込み廻すだけで開錠できますが、鍵が手元に無いと開錠できない点や、鍵を失くしてしまうことや、複製されてしまうリスクもあるため、注意が必要です。

日常的に、あまり金庫の開閉をしない場合は、ダイヤル式を選んでもよいでしょう。

テンキー式やシリンダーキー式に比べて、開錠に時間はかかりますが、開錠に時間がかかる点で、セキュリティ性が高いと言えます。

家庭用金庫においてのおすすめのロックタイプ

一般家庭でも金庫を所有する方が増えてきました。

ロックタイプは、そのご家庭で金庫をどのように使用するかで、選び方も変わってきます。

業務用金庫として個人で使用する場合に述べたように、日常的にどの程度開閉するかで、ロックタイプを選ぶとよいでしょう。

当社ディプロマット製プレミアム金庫シリーズのロックタイプは全てテンキー式になりますが、PALLADIUMシリーズ、NEXTPLUSシリーズ、DBAUMシリーズ、BEYONDシリーズには、テンキー式に加えて、指紋認証でも開錠が可能になっています。

登録できる指紋は32個まで可能です。

開錠は、テンキー式の暗証番号だけでも、指紋認証だけでも可能です。

さらに、暗証番号と登録した指紋が揃わないと開錠できない、デュアルロック機能の設定も可能です。

利便性とセキュリティ性をふまえて、ロックタイプを選ぶようにしましょう。

開錠方法を忘れてしまうことが不安な方へおすすめのロックタイプ

例えば高齢者の方が金庫を検討する際、ダイヤル式やテンキー式は開錠方法や暗証番号を忘れてしまうことに、不安に感じる方もいるでしょう。

そのような場合は、鍵のみで簡単に開錠できる、シリンダーキー式の金庫が使いやすいでしょう。

シリンダーキーは、鍵を紛失したり、複製が簡単にできてしまうリスクがあります。

鍵の利便性はそのままに、複製のしにくいマグロック式と呼ばれるロックタイプもあります。

マグロック式とは、マグネットキーという磁石の鍵に記憶されている磁気パターンを照合して解錠するロックタイプです。

鍵の複製を作ることが困難と言われ、構造的にピッキングを受け付けにくいのが特長です。

マグロックキーは通常の鍵と比較して大きいものが多いので、紛失の心配が少ない点もおすすめです。

ディプロマット製テンキー式ロックの機能

当社ディプロマット製の耐火金庫は、テンキー式ロックタイプを採用しています。

製品によって、テンキー式＋シリンダーキー式のダブルロックや、テンキー式＋指紋認証式のものがあります。

当社のテンキー式ロックタイプの機能には、

①4～16桁の暗証番号設定が可能、②警報アラーム機能、③暗証番号の覗き見防止機能、④登録した二つの暗証番号が揃わないと開錠できない、デュアルロック機能、⑤液晶非表示、操作音消音設定、⑥番号間違えロック機能等があります

(シリーズによって差異があります。詳しくはカタログ等と参照ください)。

 

あなたの使い勝手に応じて、セキュリティ性を高めるために、これらの機能を有効に活用してみてはいかがでしょうか。

また暗証番号を忘れた場合は、別途有償になりますが、当社側で管理しているマスター番号を申請すれば、開錠は可能です。

詳しくは当社ホームページにてご確認ください。

 

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