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価格差による金庫の違いとは?

価格差による金庫の違いとは?

ひと口に金庫と言っても、多くのメーカーから様々な商品が販売されており、検討する際に、どのような点に注意するべきかが分からない方も多いと思います。

検討する際の一般的なポイントとしては、金庫の使用目的・性能・機能・サイズ・ロックタイプ・デザイン性等がありますが、価格面も大切なポイントの一つと言えます。

ここでは価格差による金庫の違いについて説明します。あなたに見合う金庫を見つけるためにも、是非参考にしていただけますと幸いです。

金庫の種類による価格差

先に述べた通り、金庫には性能や機能・サイズなどの違いがあり、それによって価格帯も異なってきます。

耐火金庫は、その性能とサイズで価格も異なってきます。例えば、サイズ的には小型になる30分の耐火性能の金庫の価格は3万円前後、60分耐火性能はサイズにもよりますが5~10万円前後の価格帯になります。耐火性能が2時間3時間などのものになると、耐火金庫のサイズも大きくなり、価格帯もより高くなる傾向にあります。

また耐火性能に加えて、ハンマーやバールと言った工具による破壊からある一定時間金庫を守るための対策が施された防盗性能のある金庫になれば、価格はさらに高くなる傾向にあります。

重量のある金庫は、金庫本体以外に、別途開梱設置費用が発生する場合もあります。詳しくはメーカーや販売店にご確認するようにしましょう。

一方、金庫の中にはセキュリティセーフ(保管庫)と呼ばれる簡易的な金庫もあります。これは耐火や防盗といった性能はありませんが、鍵がついているボックスとなっている製品です。一般的には重さが10㎏前後で、耐火金庫と比べて軽量になっており、安価なものですと1万円前後で購入できるものもあります。あなたが金庫に何を収納保管するかにもよりますが、セキュリティセーフ(保管庫)をお求めの際は、持ち去り対策として、必ず床や壁と固定するようにしましょう。

このセキュリティセーフは、海外製品も多数あり、中には取扱説明書に日本語の記載が無いものや、アフターサービスが不明瞭な製品もあります。金庫は、あなたにとって大切なものを収納保管する場所になるかと思いますので、価格だけではなく、こうしたアフターサービスも十分考慮することをおすすめします。

ロックタイプによる金庫の価格差

金庫には、ダイヤル式やシリンダーキー式・テンキー式といったロックがあり、そのタイプによっても価格が異なってきます。

一般的にダイヤル式やシリンダーキー式は、テンキー式と比べると、同じサイズの製品でも安価な傾向にあります。

ダイヤル式は左右に何回か目盛りを合わせて解錠するので、開けるまでに手間がかかりますが、その分セキュリティ性が高くなります。シリンダーキー式の場合は、鍵さえあれば開けるのは簡単ですが、鍵さえあれば誰でも金庫を開けることができるので、鍵の管理が重要になります。

テンキー式には、電池で動作する電子機器となっており、暗証番号の変更が容易にできる点や、メーカーやモデルによってはアラームや不正入力防止といった機能があるので、セキュリティ性をより高めることができます。

製品によっては、ダイヤル式+シリンダーキー式や、テンキー式+シリンダーキー式といったダブルロックのものもあります。ダブルロックタイプはセキュリティ性が高まりますが、単独のロックタイプと比べて価格は高くなる傾向にあります。

また、最近では指紋や顔、虹彩といった生体認証式のロックタイプも普及しています。生体認証式は電子機器になるので、テンキー式と比べて価格は高くなりますが、認証さえすれば簡単に解錠できる点で使い勝手が良く、セキュリティ性も高いことが特長です。生体認証式は、一般的にテンキー式とのダブルロックになっている製品になっており、指紋や顔、虹彩等がうまく認証できない場合でも、暗証番号等で解錠できる製品がほとんどです。

金庫のデザイン性と価格について

これまで金庫は事務機器のような実用的なデザインのものが主流でしたが、最近ではインテリアに調和するデザイン性の高い金庫も増えてきました。

デザイン性の高い金庫も、金庫としての性能や機能は十分備えているので、実用的なデザインの金庫と比べて価格は高くなりますが、インテリアに馴染む金庫をお探しの方にはおすすめです。

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