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持ち去り対策を考えた時、金庫はどの程度の重量があればよいでしょうか?

耐火金庫を購入する際、不審者による金庫破りや持ち去り対策を考えることは重要です。

もしその対策が無い場合、空き巣が金庫に気づけば、金庫の破壊や持ち去り行為が行われるかもしれません。大切なポイントは、空き巣が金庫の破壊や持ち去りをしようとしても、対策がされていることで、諦めさせることができるかどうかにあります。

金庫破り対策には、強固で堅牢な防盗性能のある金庫がおすすめです。下記URLにてご確認ください。

防犯対策をより高めたい方へ!防盗性能のある金庫について

また金庫の持ち去り対策については、下記URLにてご確認ください。

不審者による金庫の持ち去り対策について

ここでは、金庫の持ち去り対策を考えた時、金庫はどの程度の重量があればよいかについて考えます。金庫は、手提げ金庫や保管庫(セキュリティセーフ)、耐火金庫や投入式金庫、防盗金庫などの種類があり、そのサイズも様々です。検討する金庫の重量とともに、タイプに応じた持ち去り対策を、検討するようにしましょう。

 

 

保管庫(セキュリティセーフ)の重量と持ち去り対策

非耐火の一般的な保管庫の重量は10~15㎏と軽量で、耐火金庫に比べて安価で、ある程度のセキュリティ性が保てることで使い勝手がよいことが特長です。一方で、空き巣などの不審者が保管庫に気づいた際は、軽量であることから簡単に持ち去られてしまうことが想定されます。保管庫を使用する場合には、必ず床や壁に固定ができるものを選ぶようにしましょう。具体的には、保管庫の底面と背面に固定用の穴が加工されているか、また固定用のネジが付属されているかを確認し、購入後は必ず固定を行うようにしましょう。

 

 

耐火金庫の重量と持ち去り対策

耐火金庫は、耐火材と言われる内部に耐火コンクリートを使用しているので、小型のものでも30㎏程度、大型のものになると300㎏を超えるものもあります。持ち去り対策を考えた場合、金庫が重ければ重いほど、有効と言えます。また金庫は、性質上持ち手がなく、持ち運びしにくくなっていますが、持ち去り対策を考えた場合は、最低でも、簡単に持ち運びすることができない60㎏以上の耐火金庫を選ぶことをおすすめします。

そして、ある程度重量のある耐火金庫を選んだ上で、複合的な持ち去り対策を取ることをおすすめします。

具体的な耐火金庫の持ち去り対策には、

  1. 耐火金庫のアンカーボルトによる固定
  2. 鉄板を使用した固定
  3. 設置場所の工夫
  4. 耐火金庫の傾きや衝撃に作動するアラーム機能
  5. ホームセキュリティや監視カメラの導入 等

があります。

1と2は、上記の持ち去り対策のURLに詳細がありますので、参照ください。

ディプロマット製プレミアムセーフシリーズは、金庫底部に切断不可のベース部分の脚があり、1や2の対策が対応不可となりますので、下記に説明する3~5の対策をご検討ください。

 

 

設置場所の工夫

不審者に、耐火金庫を簡単に持ち去られないためにも、自宅や事務所内の持ち去りにくい場所へ設置しておくことも対策になります。

具体的には、

  • なるべく玄関から離れている場所
  • 戸建てであれば、1階より上層階への設置
  • 窓際から離れた場所
  • 金庫を設置する部屋に鍵が掛けられること

またどの場所に金庫を設置する場合でも、できるだけ金庫の正面のみを解放させて、残りの三面は壁や家具等で囲ってしまうこともポイントです。そうすることで金庫の破壊行為をするスペースが少なくなることや、単純に手が入らないことで、持ち去りにくくなります。ちょっとした工夫になりますが、設置スペースを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

耐火金庫のアラーム機能

耐火金庫の機種によっては、傾きや衝撃を感知した場合に、警報アラームが作動する製品もあります。

警報アラームを設定しておけば、その音を嫌い、持ち去りを断念するかもしれません。

事前にどのような音が鳴るのか、その音量と合わせて確認しておくとよいでしょう。

ディプロマット製金庫には、オン・オフ切替え可能なビルトインアラーム機能があり(ダブルドアシリーズは除く)、65~75dbの警報音が作動します。また、PALLADIUMシリーズ、HANAシリーズ、BEYONDシリーズ、WiSEシリーズには、ドア裏に取りつける取り外し式アラームがあり、こちらは約110dbの警報音が作動します。これらを設定しておくことも、持ち去り対策には有効です。

 

 

ホームセキュリティや監視カメラの導入

複合的な対策として、ホームセキュリティの導入や、監視カメラの設置もおすすめです。空き巣の犯行時間は、5~10分以内と言われており、持ち去りも短時間で行われる場合があります。ホームセキュリティの契約を結ぶことで、空き巣が持ち去りを諦める確率が高まります。また監視カメラの導入は、抑止力にもつながります。

どのような金庫を購入するかで、金庫の持ち去り対策も様々です。繰り返しになりますが、対策は複合的にすることが効果的と言えます。これまでご紹介した対策をもとに、金庫の持ち去り対策を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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