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どう使い分ける?家庭用金庫と貸金庫の違い

金庫には、自宅や事務所に置く金庫とは別に、銀行などにある貸金庫もあります。

あなたの自宅に窃盗や自然災害などで被害を受けたとしても、貸金庫に預けておけば、大切な財産や思い出の品を守ることができます。大切なものは、家庭用金庫に保管している方が多いと思いますが、貸金庫には家庭用金庫には無いメリットもあります。

ここでは家庭用金庫と貸金庫の違いと、どう使い分けるべきかを説明します。

貸金庫とは

貸金庫とは、銀行などに備え付けられている金庫(保管庫)で、使用するには契約が必要になります。

貸金庫は、銀行内の一般客のエリアとは隔離されている場所にあり、全自動型や、カード型、手動式などのタイプや、希望する貸金庫のサイズで使用料が異なってきます。

使用する際には、貸金庫室などに入るための入室カードや鍵、暗証番号などが必要となります。

一般的には、金融機関に届出している契約者しか貸金庫の開閉はできません。契約者本人が死亡した場合は、預金同様、貸金庫も凍結されるので、中のものを勝手に持ち出すことはできなくなります。

貸金庫のメリット・デメリット

貸金庫のメリット・デメリットをまとめると、以下になります。

<メリット>

  • 自宅や事務所よりは安心・安全な保管場所である点
  • プライバシーが確保されて使用できる点

 

<デメリット>

  • 契約には利用する銀行の審査があり、また使用料が発生する点
  • 銀行によっては、特定の時間しか使用できない点
  • 一般的に収納の容量が小さく、限られている点
  • 銀行に何かしらに障害が発生した場合には、一時的に使用できない場合がある点

手元にないという点で、自宅用金庫と比べて利便性は劣るかもしれませんが、自宅から離れた場所に保管しておくことの安心感があると言えます。

貸金庫と比べたときの家庭用金庫のメリット・デメリット

次に、貸金庫と比べたときの家庭用金庫のメリット・デメリットです。

<メリット>

  • 大切なものが、いつでもすぐに取り出せる点
  • 金庫を購入する費用以外に、使用料は発生しない点
  • 金庫のサイズや容量、デザイン性など、個々のニーズに対応した金庫が選べる点

 

<デメリット>

  • 金庫のセキュリテイ性は、使用者が責任を持つ必要がある点
  • 自宅が被災した場合には、収納物の保護が限定的となる可能性がある点
  • 耐火金庫には有効耐用年数があり、有効耐用年数の20年を目安に、買い替えを検討しなければならない点

耐火金庫は、経年とともに耐火性能が劣ってきます。

詳しくは、以下URLを参照ください。

【公式】ディプロマット・ジャパン株式会社 (diplomat-jpn.com)

貸金庫と家庭用金庫をどう使い分けるべきか?

あなたにとって大切なものを収納保管する場所を考えたとき、まずは家庭用金庫を思い浮かべる人が多いでしょう。

家庭用金庫は購入して設置する手間はありますが、いつでも自由に収納・取り出しができ、また貸金庫のような月額使用料も発生しないので、コスト的にも安く済ませることができます。

貸金庫は、その場所まで行くことの面倒や、行き帰りに大切なものを外へ持ち出ししなければならないリスクもあります。

 

一方で、上記のメリット・デメリットをふまえた上で、貸金庫を検討する方もいることでしょう。

家庭用金庫と比べて利便性は劣るかもしれませんが、失いたくない本当に大切なものは、貸金庫に預けておけば、家庭用金庫と比べて安心感は増すことでしょう。

もしあなたが貸金庫と家庭用金庫を使い分けすることができるのならば、収納保管するものの使用頻度で検討するよいでしょう。

使用する頻度が多く、なるべく手元に保管しておきたいものは家庭用金庫へ、滅多に使わないが失いたくはない大切なものは、貸金庫へ収納保管することがおすすめです。

また家庭用の耐火金庫への保管に適さないものは、貸金庫に預けるとよいでしょう。

具体的には、使用頻度の低い宝石や貴金属、美術品などです。また貸金庫はプライバシーが保たれているので、相続に関する書類を保管しておくこともよいでしょう。

日本は自然災害の多い国です。いついかなる場所で災害が発生するかは分かりません。

こうしたリスクに備えて、大切なものの収納保管しておく場所を確保しておくことで、守れる確率が高まります。

 

家庭用金庫や貸金庫いずれの場合も、ある程度の費用はかかりますが、万が一に備えて、あなたに見合う大切なものの収納保管方法を、検討してみてはいかがでしょうか。

 

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