金庫の中古品の安全性と、ディプロマット公式ストアのアウトレット品取扱い開始について
最近では、オフィスで使用する机やイス、書庫などや、家電製品などのリユーズ市場も活況のようです。
最近ではこうした中古品も、実際の店舗だけでなく、WEBサイトを通じてお求めやすくなっています。
オフィス家具の場合は、その商品の状態を確認した上であれば、中古品でも十分活用できるでしょう。
では、金庫の中古品はどうでしょうか。
オフィス家具や家電製品とは異なり、金庫の場合は購入する目的に、大切なものを守る、セキュリティ性があります。
もしあなたが中古品の金庫の購入を検討しているのであれば、このあとの記事を参考に、中古品の注意点を理解した上で、検討するようにしましょう。
金庫の中古品の注意点
重要なものや書類、大切なものを収納保管する金庫が中古品である場合、どのような点に注意する必要があるでしょうか。
ここでは、セキュリティ性、有効耐用年数、配送の3点に関して説明します。
<セキュリティ性>
金庫の中古品は、以前に所有者がいたことになり、そのことは第三者が金庫の開錠方法を知っていることになります。
それが気になる方は、これまでの開錠方法とは別の開錠方法に変更すればよいのでは、と考えるでしょう。
例えば金庫の代表的なロックタイプであるダイヤル式の開錠方法を変更するには、かなりの費用がかかると言われています。
またシリンダーキー式の中古品の金庫の場合、カギを複製されている場合もあり、シリンダーごと交換が必要になる場合もあります。
テンキー式は、暗証番号さえ変更すれば大丈夫と思われがちですが、実はマスター番号と呼ばれるメーカー側が管理している金庫固有の番号を、以前の金庫の所有者が暗証番号を忘れた際にメーカーから取り寄せしている場合もあります。(このマスター番号の発行は有償となります。申し込みの際は、購入履歴や身分証明書の提示が必要です。)
金庫の中古品には、こうした不安材料があり、セキュリティの観点から、おすすめできません。
<耐火金庫の有効耐用年数>
耐火金庫の有効耐用年数は20年です。
この20年を過ぎると、いざという時に本来持っている耐火性能が充分に発揮されません。
中古品の耐火金庫の場合、購入する前に、これまでどのくらい使用していたのかを必ず確認するようにしましょう。
<耐火金庫の配送方法>
特に実際の店舗で耐火金庫の中古品を購入する場合は、配送にも注意が必要です。
耐火金庫は、小型のものでも重さは約30㎏程度あります。
新品の場合、多くはメーカーからの直送で、希望すれば開梱設置までを専門の配送業者が行ってくれるので安心です。
一方中古品は現品限りで、店頭からご自身で持ち帰り、設置しなければならない場合がほとんどです。
特に搬入経路に段差や階段作業がある場合には、重いものであれば十分注意が必要です。
他にも中古品を購入する時点で、取扱説明書や付属品などの有無、メーカーのアフターサービスが利用できるかどうかも確認しておいた方がよいでしょう。
また最近では、日本有数のECサイトでも、中古品の金庫を扱っているようです。
規模の大きなECサイトでの購入は安心するかもしれませんが、大切なのはその金庫の中古品自体が安心かどうかです。
あとで後悔することのないよう、十分確認するようにしましょう。
金庫のアウトレット品について
金庫メーカーや販売店にもよりますが、中古品とは異なり、アウトレット品を用意しているところもあります。
これはあらゆるアウトレット品と同様に、何かしらの理由で、メーカーや販売店側で新品として販売できないと判断したものになります。
金庫の場合のアウトレット品は、メーカーや販売店側で、ロックシステムは正常で金庫としての使用には問題は無いが、主に外装にキズや凹みなどがあり、新品として販売することは出来ないと判断したものになります。
第三者が使用した中古品の金庫ではないので、先に述べた中古品に比べて安心感があります。
またメーカーや販売店から直送での配送になるので、開梱設置もご希望に応じての対応が可能となる場合が多いです。
あなたが検討するタイミングで、アウトレット品の希望するサイズやロックタイプのものがあるかどうかは分かりませんが、新品に比べてコストが安いという点で、外装等はある程度許容できる方であれば、検討する価値があると言えるでしょう。
ディプロマットジャパン公式ストアでも、アウトレット品の販売を始めました!
これまで当社公式ストアでは、新品のデザイン性の高いプレミアム金庫の販売を中心に行ってきましたが、今回新たに始めるアウトレット品コーナーでは、プレミアム金庫以外の製品であるホーム&オフィス、クリスタル、ダブルドア、オフィスセーフ、耐火ファイリングキャビネット等も取り扱いをします。
もちろんアウトレット品なので、外装等に難がある商品にはなりますが、メーカー直販になりますので、それ以外は新品と同様の扱いになり、安心感があると言えます。
もちろん製品保証やアフターサービスも付いています。
タイミング次第では、お値打ち品があるかもしれません。
ディプロマット製品をお求めの際は、公式サイトディプロマット・ジャパンストアを是非チェックしてみてください。