おしゃれな金庫のセキュリティ機能について
当社の耐火金庫のロックシステムは、最近では主流となっているテンキー式を中心に、一部製品では、テンキー式+シリンダー式のダブルキーのものや、デザイン性の高いプレミアム金庫の一部では、テンキー式+指紋認証式のものもあります。
テンキー式には、ダイヤル式やシリンダーキー式には無い、便利なセキュリティ機能がついており、デザイン性の高いプレミアム金庫にも、その機能は備わっています。
ここではテンキー式のセキュリティ機能について説明します。ご紹介する機能を有効に使うようにしましょう。
ディプロマット製耐火金庫の暗証番号
当社の耐火金庫は、4~16桁までの任意の暗証番号の設定が可能です。
暗証番号は、長ければ長いほど安心感がありますが、一方で設定した暗証番号を忘れてしまう可能性もあります。
登録する暗証番号は、無理のない範囲で設定しましょう。
暗証番号の変更方法も簡単ですので、セキュリティ性を高める意味でも、必要に応じて定期的に変更することをおすすめします。
また一部の製品では、設定すれば、任意の暗証番号が2種類登録できるものもあります。
例えば、あなた以外にもう一人金庫を使用する方がいるのであれば、それぞれの暗証番号を設定することができます。
警報アラーム機能
当社の耐火金庫には、警報アラーム機能が付いています(ダブルドアシリーズは除く)。
不正な持ち出しや破壊行為による衝撃などで警報が作動します。
このアラーム機能は、金庫本体に内蔵されたビルトインアラーム(65db~75db)と、一部の製品にはドア裏に取り付ける取り外し式アラーム(約110db)の2種類があります。
いずれもオン、オフの切り替えが可能です。
警報音は、金庫を正しく開錠することで、止まります。
例えば、金庫を設置してある場所から離れる際などは、アラームをオンにすることで、よりセキュリティ性を高めることができます。
番号間違えロック機能
当社の耐火金庫には、間違った暗証番号を連続5回入力すると、耐火金庫の操作が一定時間不能になる機能が付いています。
製品によっては、液晶表示部分に、操作が可能になるまでの残り時間表示がされるものもあります。
不正入力防止やお子さまのいたずら防止に効果があります。
デュアルロック機能
当社の耐火金庫には、2つの暗証番号の組み合わせによりロックを解除できる、デュアルロック機能が付いています(ダブルドアシリーズは除く)。
例えばAさん、Bさん二人で金庫を管理する場合、デュアルロック機能を設定すれば、Aさんの暗証番号とBさんの暗証番号が揃わないと開錠できません。
また指紋認証機能の付いているPALLADIUMシリーズ、NEXT PLUSシリーズ、DBAUMシリーズ、BEYONDシリーズは、暗証番号+暗証番号のデュアルロック機能だけでなく、暗証番号+指紋認証のデュアルロック機能も可能です。
ただし、指紋認証+指紋認証でのデュアルロック機能の設定はできませんので、ご注意ください。
特に、複数人で金庫の開錠を厳重に管理したい場合には、デュアルロック機能を設定することをおすすめします。
暗証番号覗き見防止機能
当社の耐火金庫には、暗証番号の入力を覗き見されてしまう恐れがある時に、テンキーの数字をランダムに入力しても、どこかに暗証番号が正しく入力されていれば開錠できる、暗証番号覗き見防止機能があります。
例えばあなたがこれから金庫を開錠しようとしているときに、あなたの後ろに人がいる場合などは、暗証番号の解読を防ぐためにも、この機能を使うとよいでしょう。
入力時の番号の非表示、消音機能
当社の耐火金庫は、テンキー入力時に、プッシュボタン音が発生するものや、入力した暗証番号が液晶表示されるものがあります。
こうしたプッシュボタン音や暗証番号の液晶表示は、設定により、消音、非表示にすることができます。
金庫の設置場所の状況に応じて設定しましょう。
ただし、一部製品によっては本機能のないものや、金庫開錠時になる音の消音はできませんので、ご注意ください。
デザイン性の高いプレミアム金庫も、ほとんどの製品に、上記のセキュリティ機能が備わっています。
プレミアム金庫は、インテリアの一部として、リビングや書斎などに設置される方が多いです。
こうした場合でも、今回ご紹介した機能を使うことで、セキュリティ性を高めることができますので、必要に応じて活用してみてはいかがでしょうか。