あなたの使いやすい、おすすめの金庫のロックタイプ、様々な施錠方式を紹介します!
金庫を検討する際の大切なポイントの一つに、ロックタイプの選び方があります。
あなたの使い方にもよりますが、例えば金庫を解錠する頻度が多いのに、解錠に手間のかかるロックタイプの金庫を使用していると、使う度にストレスを感じてしまうことになります。
ここでは、金庫の主なロックタイプを紹介します。使いやすく、そしてセキュリティ性も高いロックタイプを選ぶことが、あなたにとって使い勝手のよい金庫になるはずです。しっかりと検討するようにしましょう。
使いやすくセキュリティ性も高い人気のテンキータイプ
任意に決めた暗証番号を入力することで、金庫の施錠解錠が出来るロックタイプです。最近ではタッチパネル式のテンキーも増えてきました。
テンキータイプのメリット
テンキータイプのメリットは、施錠解錠しやすく、セキュリティ性も高い点にあります。
暗証番号の入力だけで解錠できてしまうことで、覗き見や不正入力などを不安に感じる方がいるかもしれません。当社で扱うテンキー式の金庫には、覗き見対策として暗証番号スクランブル機能や不正入力時の5分間ロック、登録した二人の暗証番号が揃わないと解錠できないデュアルロック等の機能があり、セキュリティ性を高めるにはとても有効です。
またテンキー式は、何度でも暗証番号の変更ができる点も特長の一つです。あなたの安心・安全のためにも、定期的に暗証番号の変更を行うようにしましょう。
テンキータイプのデメリット
テンキー式含め光学式タイプは、電池交換が必要になります。
ちなみに電池は金庫の外側で交換できるタイプが多いので、電池を取り外しても、暗証番号はそのまま引き継がれますので、改めて設定する必要はありません。お使いの頻度にもよりますが、半年に一度の電池交換をおすすめします。
テンキータイプは操作性やセキュリティ性に優れているので、一日に何度も施錠解錠する方には、特におすすめのロックタイプになります。
テンキータイプのおすすめ金庫
ダイヤルタイプは、代表的なロックタイプの一つです
ダイヤルタイプは古くから一般的に使用されている、金庫の代表的なロックタイプの一つです。ダイヤルを左右に何回か回して番号を合わせることで、解錠されます。
ダイヤルタイプのメリット
解錠する際のダイヤルを回す操作が面倒に感じるかもしれませんが、ダイヤルタイプは、この解錠に時間がかかるという点で、セキュリティ性に優れているというメリットがあります。滑らかで回しやすいダイヤルや、目盛りに合わせやすいダイヤルタイプも増えてきました。
ダイヤルタイプのデメリット
日々使用される金庫のダイヤルを、ミリ単位の目盛りに何度も合わせるので、タイムロスや細かい作業が不得手と感じる方には、少し使いにくいと感じるかもしれません。
またダイヤルタイプは、特に古い金庫でメーカー問い合わせができない場合に解錠方法を忘れてしまうと、開かずの金庫になる可能性があるので、注意が必要です。
操作は簡単、シリンダーキー(鍵)タイプ
シリンダーキー(鍵)タイプのメリット
鍵を入れて回すだけで施錠解錠しますので、操作はとても簡単です。鍵の種類もシリンダータイプだけでなく、鍵の複製が難しいとされるディンプルタイプ(鍵の表面に深さや大きさの異なる複数のくぼみをつけた鍵)なども用意されています。
シリンダーキー(鍵)タイプのデメリット
シリンダーキー(鍵)タイプには、鍵を忘れてしまったり、紛失してしまうリスクがあります。鍵さえあれば、誰でも簡単に解錠できてしまうので、他のロック対応と比べてセキュリティ性は脆弱と言えます。
シリンダーキー(鍵)タイプと、テンキータイプやダイヤルタイプなどのロックタイプとを組み合わせたダブルキーとして、セキュリティ性を高めている金庫もあります。操作性とセキュリティ性を高めるために、シリンダーキーだけを2つ組み合わせた金庫もあります。
暗証番号を都度回すダイヤルタイプ、あるいは入力するテンキータイプに比べるとセキュリティ性はやや劣りますが、簡単に解錠できるという利点もあります。こうしたダブルキータイプも検討してみてはいかがでしょうか。
シリンダーキー(鍵)タイプの
おすすめ金庫
(テンキー+シリンダーキーの
ダブルキータイプ)
新しいロックタイプの生体認証タイプ
指紋や指静脈、顔など、生体の一部を認証して施錠解錠ができるロックタイプです。
生体認証式のメリット
物理的な鍵や暗証番号を覚える必要がなく、該当する部分の認証さえできれば解錠しますので、操作性はとても優れています。
例えば指紋認証式では、登録している指のキズなどで認証しないケースもあるため、事前に複数の指紋を登録しておくことをおすすめします。また生体認証式だけでなく、テンキータイプ等とのダブルキーになっているものが多いです。
生体認証式のデメリット
生体認証式は、他の光学式ロックタイプと同様に、電池交換が必要になりますので、半年に1回の電池交換をおすすめします。
操作性やセキュリティ性は高いのですが、他のロックタイプのものと比べて、金庫本体の値段が高くなる傾向にあることも考えておきましょう。
生体認証式のおすすめ金庫(指紋認証+テンキータイプ)
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プレミアム金庫NEXTシリーズ販売終了と新NEXTシリーズ、『NEXT PLUS』発売のお知らせ拝啓 時下ますますご清栄の事とお慶び申し上げます。平素は当社製品に格別のご高配を…
カードタイプ
普段持ち歩くICカードで認証できるロックタイプです。
カード式のメリット
カードを認証部分にかざすと解錠できますので、操作性は優れています。
カード式のデメリット
シリンダーキー(鍵)タイプと同様に、カード自体を忘れてしまったり紛失してしまうケースがあることや、カードがあれば誰でも簡単に解錠できてしまう点で、セキュリティ性はやや劣っていると言えます。
セキュリティ性を高めるためにも、カード式と、テンキーやシリンダーキー(鍵)タイプとのダブルキーになっているものを検討するとよいでしょう。
磁気マグネット式
マグネットキーを、錠前に当てたり差し込むことで施錠解錠ができるロックタイプです。
マグネットキーは特製になるので、複製しにくく、また簡単に解錠ができる点が特長です。キー(鍵)タイプと同様に忘れてしまったり紛失するリスクはありますので、注意しましょう。
人気のあるロックタイプは?
最近の傾向としては、金庫の使い方でも異なりますが、操作性とセキュリティ性の高い、テンキータイプが人気です。テンキータイプは電池交換という手間は発生しますが、操作面や機能面でのメリットが大きいので、選ばれる方が多いです。
施錠解錠の操作がしやすいことも大切ですが、施錠解錠できる人を限定することや、不正解錠を防ぐといった、金庫本来の目的である、高いセキュリティ性も大切です。そのためにも、それぞれのロックタイプの性能や機能を十分に活かして、金庫内に保管収納する大切なものを守りましょう。
さらに高いセキュリティ性にするためには、金庫の設置場所や、ホームセキュリティ、監視カメラなど複合的に対策を取ることも、おすすめいたします。
金庫は一度購入すると、そうそう買い替えをしない製品です。金庫選びに失敗しないためにも、特にご使用になる上で大切なポイントとなるロックタイプを、十分に検討するようにしましょう。