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ディプロマット製耐火金庫のテンキー式ロックの機能について

金庫にはダイヤル式やシリンダーキー式、テンキー式等のロックタイプがあり、それぞれに使い勝手とセキュリティ性で特長があります。

中でもテンキー式ロックは、すぐに暗証番号が変更できる点や、ダイヤル式やシリンダーキー式にはない多機能である点が特長です。

当社ディプロマット製耐火金庫は、テンキー式ロックが基本で、ダイヤル式やシリンダーキー式のロックタイプはありません。業務用のオフィスシリーズではテンキー式+シリンダーキー式のダブルロック、プレミアム金庫のNEXTPLUS、DBAUM、SoHo、BEYONDシリーズにはテンキー式+指紋認証式の2WAYロックになっています。

ここでは、ディプロマット製耐火金庫のテンキー式ロックの機能について説明します。テンキー式でも、ボタン式やタッチパネル式など、さまざまな形状がありますが、当社のテンキー式ロックのほとんどは共通の機能を持っています。これらの機能を使用することで、あなたの必要性に応じて、セキュリティ性を向上させましょう。

 

暗証番号について

ディプロマット製耐火金庫は、4~16桁の任意の暗証番号の登録が可能です。暗証番号の変更も容易にできますので、セキュリティ性を高めたい方は、暗証番号を定期的に変更することをおすすめします。また一部製品では、マルチユーザーモードと呼ばれる、通常使用する暗証番号とは別の暗証番号を登録することが可能です。どちらかの暗証番号を入力すれば、開錠することが可能です(istellaシリーズやホーム&オフィス、クリスタルシリーズ、オフィスシリーズは除く)。

他にもディプロマット製耐火金庫のテンキー式ロックに装備されている、セキュリティを強化するための機能を、ご紹介いたします。

 

暗証番号覗き見防止機能

暗証番号を見られる恐れがある時に、数字をランダムに入力しても、どこかに暗証番号が正しく入力されていれば、開錠できる機能です。暗証番号の覗き見防止に有効です。

 

番号間違えロック機能

間違った暗証番号を連続5回入力した場合、一定時間テンキー式ロックが操作不能となる機能です。一定時間経過すると、ロックは解除されますが、また5回連続で間違えると、一定時間操作が不能となります。これは指紋認証でも、5回連続でエラー(認証できない)時には、同様に一定時間操作不能となりますので、ご注意ください。

 

デュアルロックシステム機能

2人の管理者が一つずつの暗証番号を持ち、その2人の暗証番号が揃わないと、開錠ができない機能です。この機能は、テンキー式+指紋認証式のロックタイプであれば、指紋認証+暗証番号での設定も可能です(指紋認証+指紋認証の設定はできません)。セキュリティ性をより高めたい方は、設定することをおすすめします。

 

暗証番号非表示、入力音消音機能

ディプロマット製耐火金庫のテンキー式ロックは、基本的には入力した数字が液晶部分に表示され、テンキー操作音や扉開錠音が作動しますが、消音設定をすることで、液晶部分の非表示や、操作音、開錠音を消去させることができます(istella,、ダブルドアシリーズは除く)。

 

アラーム機能

不正な持ち出しや破壊行為による衝撃などで、警報が作動します。アラームには、本体に組み込まれた「ビルトインアラーム(65~70db)」があるのと、PALLADIUM、SoHo、BEYOND、WiSEシリーズには、金庫扉裏に取り付ける「取り外し式アラーム(約110db)」の2種類があります。オン・オフの切替えが可能ですので、必要に応じて設定するようにしましょう。

 

電池残量表示

テンキー式ロックのほとんどは、アルカリ電池で動作します。ディプロマット製耐火金庫のテンキーも、アルカリ単3電池、単4電池を使用します。金庫の使用頻度にもよりますが、電池残量が不足した際には、液晶部分に「Lowbattely」や、電池残量不足マーク等、それを表示でお知らせします。

こうした電池残量表示もありますが、状況によっては、これらが表示される前に、電池残量不足から、扉の開閉に支障をきたす場合もありますので、電池は定期的に、全ての本数を新しい電池に交換することをおすすめします。

 

音声ガイダンス機能

PALLADIUM、SoHoシリーズに限り、日本語/英語/中国語/韓国語の音声ガイダンスがあります。音声ガイダンスは消音にすることも可能です。

 

指紋認証機能

プレミアム金庫のPALLADIUM、NEXTPLUS、DBAUM、SoHo、BEYONDシリーズには、テンキー式+指紋認証式の2WAYロックになっています。これらは暗証番号のみでも開錠できますし、登録すれば指紋認証のみでも開錠することができます。指紋は32個まで登録可能です。また、先に述べたデュアルロックシステム機能を設定すれば、指紋認証+暗証番号が揃わないと開錠できない、といった設定も可能です。

 

金庫を検討する際に、どのロックタイプの耐火金庫を選ぶかは重要なポイントです。最近ではテンキー式が主流となっていますが、場合によってはダイヤル式やシリンダーキー式の方が使い勝手がよい場合もあるでしょう。また指紋認証式は、暗証番号を押す手間もなく開錠できる点で非常に使い勝手がよいです。金庫は一人で使用するのか複数人数で使用するのか、何を収納保管するのか、1日の金庫の開閉はどのくらいありそうか、等を考慮してロックタイプを検討するようにしましょう。

そしてテンキー式ロックを選ぶ場合は、多機能が特長のディプロマット社製耐火金庫をご検討いただけますよう、お願いいたします。

 

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