利用シーンから考える
旅行や帰省で家を空けるとき、貴重品はどうする?

旅行の準備というと、考えるのはたいてい「何を持っていくか」です。
着替えを用意して、充電器を入れて、財布やスマートフォンを確認する。出発するときには窓を閉め、玄関の鍵をかける。ここまでは、いつもの旅支度かもしれません。
では、そのとき家に残していくものについては、どうでしょう。
通帳や印鑑、予備の現金、保険証券や契約書、アクセサリー。旅先では使わなくても、なくなれば困るものは、家の中に意外とたくさんあります。
最近では、住宅を狙った犯罪のニュースを目にすることがあります。それでも、そのニュースと「自分が数日家を空けること」を結びつけて考える機会は、それほど多くないかもしれません。
旅支度には、持っていくものを整えるだけでなく、家に残していくものをどうしておくかという準備もあります。
次に旅行や帰省をするときは、出発前にほんの少しだけ、家の中に残る大切なものにも目を向けてみませんか。
この記事でわかること
旅行や帰省で家を空けるときは、玄関や窓を施錠するだけでなく、自宅に残す貴重品の保管方法まで考えておくことが大切です。
住宅への侵入を防ぐ対策をしたうえで、通帳や印鑑、重要書類など、自宅に残しておくものには「いつもの保管場所」を決めておく。留守中の備えは、この二つを組み合わせて考えるとわかりやすくなります。
ニュースで見る住宅犯罪と、自分の家は別の話?

住宅への侵入や空き巣のニュースを見て、「少し物騒になったな」と感じることはあっても、「自分の家が狙われるとは限らない」「うちには高価なものはない」と考える方も多いでしょう。
もちろん、必要以上に怖がる必要はありません。
ただ、警察庁によると、2025年に発生した住宅対象の侵入窃盗は17,152件で、前年より7.2%増加しています。1日あたりにすると、およそ47件です。住宅を対象とした侵入強盗も146件発生しています。
侵入窃盗のなかで多いのが、留守の時間を狙う「空き巣」です。
旅行や帰省は、普段より長く家が無人になる時間でもあります。ニュースを見たときだけ防犯を意識するのではなく、「今度家を空けるとき、何を残していくのだろう」と考えてみることも、暮らしの備えのひとつです。
(出典:警察庁「住まいる防犯110番」)
旅行中も、家には大切なものが残っています

「うちには盗まれるようなものはない」と思っていても、家の中を見渡してみると、金額だけでは測れない大切なものがあります。
普段あまり使わない通帳や印鑑、パスポート、保険証券、土地や住宅に関する書類、契約書。アクセサリーや時計のほか、家族にとって大切な記念品を保管している家庭もあるでしょう。
財布や身分証明書のように旅先へ持っていくものもあれば、家に残していくものもあります。すべてを毎回持ち歩くのは現実的ではありません。
だからこそ考えておきたいのが、「何を持っていくか」だけでなく、「持っていかない大切なものを、どこに置いておくか」です。
多額の現金など、自宅に置いておく必要のないものは別の保管方法を考える。一方で、自宅に置いておきたいものについては、普段の保管場所を見直してみる。それだけでも、留守中の安心感は少し変わってきます。
旅行前だけ、いつもと違う場所に隠す?

数日間家を空けるとなると、「念のため、いつもの場所から移しておこう」と考えることもあります。
引き出しの奥に通帳を移したり、印鑑を別の部屋へ置いたり、現金を何かの中へ隠したり。見つかりにくそうな場所へ移しておけば、少し安心できるようにも感じます。
ただ、旅行のたびに保管場所を変えていると、今度は自分で場所を忘れてしまったり、家族が必要なときに見つけられなかったりすることがあります。
それなら、旅行のときだけ特別な隠し場所をつくるよりも、大切なものには普段から決まった場所をつくっておく。
出発の日にも、いつもの場所にあることを確認するだけ。そのほうが、旅支度のひとつとして無理なく続けられます。
まずは、家に入られにくくすること

貴重品の保管方法を考える前に、基本となるのは住宅そのものの防犯です。
玄関や窓をきちんと施錠する。郵便物や新聞がたまったままにならないようにする。必要に応じて補助錠や防犯カメラを取り入れ、長く留守にしていることが外からわかりにくい状態をつくっておくことも対策になります。
ここで覚えておきたいのは、金庫は住宅への侵入そのものを防ぐ道具ではない、ということです。
玄関や窓の対策は「家に入られにくくするため」。金庫は、そのうえで「家の中に残しておく大切なものを守るため」。
役割を分けて考えると、留守中の備えも整理しやすくなります。
先ずは家に入られにくくすること、そして入られても大切なものを守ること
貴重品の保管方法を考える前に、基本となるのは住宅そのものの防犯です。
玄関や窓をきちんと施錠する。郵便物や新聞がたまったままにならないようにする。必要に応じて補助錠や防犯カメラを取り入れる事。長く留守にしていることが外からわかりにくい状態をつくっておくことなども対策になります。
ここで大切なのは、住宅への侵入を防ぐ対策と、万一侵入された場合に備えて大切なものを守る対策を併せて考えることです。
玄関や窓への対策は、「家に入られにくくするため」、一方、金庫は、そのうえで「家の中に残しておく大切なものを守るため』の備えです。
セコムなどのホームセキュリティを利用することも、対策のひとつです。異常を感知した際に警備員が駆けつける仕組みは、留守中の安心につながります。ただし、異常を感知してから警備員が現場に到着するまでには、現場までの距離や交通状況などによっても異なりますが10分から15分程度といわれています。
侵入者は、発見されるリスクを避けるため、侵入後はできる限り短時間で犯行を終え、その場から立ち去ろうとします。金庫に貴重品を保管しておけば、解錠や持ち出しに時間を要するため、侵入者に犯行を諦めさせる効果も期待できます。
金庫はホームセキュリティと組み合わせることで、警備員が到着するまでの時間を稼ぎ、大切なものを守ることにもつながります。
家に入られにくくすること。そして、万一入られてしまっても、大切なものを簡単には持ち去られないようにすること。それぞれの役割を組み合わせて考えることで、旅行や帰省で家を空ける際にも、より安心できる備えになります。

大切なものに「いつもの場所」をつくる

自宅に残しておく大切なものの保管場所として、選択肢のひとつになるのが家庭用金庫です。
金庫というと、多額の現金や宝石を入れるものというイメージがあるかもしれません。でも、家庭での使い方はそれだけではありません。
通帳や印鑑、保険証券や契約書を、使い終わったら同じ場所へ戻す。旅行に出かける日も、わざわざ別の場所へ移す必要はありません。
「旅行だから金庫にしまう」のではなく、普段から大切なものの定位置として使っておく。その延長に、留守中の備えがあります。
そう考えると、家庭用金庫は非常時だけのために置いておくものではなく、日々の暮らしの中で、大切なものをまとめて管理するための道具でもあります。
もちろん、金庫があれば盗難を完全に防げるわけではありません。また、製品によって耐火性能や防盗性能、重量、容量も異なります。
選ぶときには、まず「何を入れておきたいか」から考えてみてください。
通帳や印鑑が中心なのか。A4サイズの書類までまとめたいのか。時計やアクセサリーも一緒に入れたいのか。
守りたいものが見えてくると、自分の暮らしに必要な大きさや性能も、少しずつ見えてきます。
次の旅行では、「家に残すもの」も確認してみる

旅行や帰省の前は、何かと慌ただしいものです。
何を着ていくか、何時に家を出るか、忘れ物はないか。考えることは、どうしてもこれから向かう先のことが中心になります。
そんなとき、戸締まりを確認するのと一緒に、家に残していく大切なものの置き場所にも少しだけ目を向けてみる。
普段から安心して戻せる場所が決まっていれば、旅行の日に特別なことをする必要はありません。
戸締まりをして、いつも通り鍵をかけて出かける。
次にスーツケースを開いたとき、「何を持っていこう」と考えるのと一緒に、「家には何を残していくんだろう」と考えてみる。
それも、旅支度のひとつなのかもしれません。
大切なものを守る、暮らしに合った金庫を
ディプロマットでは、保管したいものや設置場所、必要な性能に合わせて選べる家庭用金庫をご用意しています。
旅行や帰省で家を空けるときだけでなく、毎日の暮らしの中で、大切なものの「いつもの場所」

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